
2025/08/25
当院では、日本歯周病学会 認定歯科衛生士が中心となって、以下の5ステップに基づいたOHIを実施しています。
ちなみにOHIとはOral Health Instructionの略で、歯科衛生士が行う口腔衛生指導全般を意味します。
- リスク評価の可視化
プラークコントロール指標・BOPなどの数値化 - 行動の振り返り
食習慣・睡眠・清掃習慣のヒアリングと整理 - 課題の共有
患者さんと一緒に優先順位と行動目標を設定 - 個別指導の実施(TBI含む)
清掃技術とリスク対策の実践支援 - 再評価と行動支援
改善の定着と継続支援(中長期の評価も含む)
私たちは「できていないことを指摘する」のではなく、
「できることを一緒に見つけて育てていく」スタンスでサポートします。
■ OHIが“未来の歯周組織”を守る
OHIは、歯周病の予防・再発防止において、最も科学的かつ現実的なアプローチです。
TBIは「今日の磨き方」を変える支援。
OHIは「明日の歯を守る」ためのトータルサポートです。
歯周病の初期は自覚症状に乏しいため、生活の中にリスク管理を組み込む視点が重要です。
■ 歯周病専門医と認定衛生士が連携して支える
いとう歯科診療室では、日本歯周病学会認定 歯周病専門医と、
日本歯周病学会 認定歯科衛生士が連携し、科学的根拠に基づいたOHIを提供しています。定期検診やメインテナンスを通じて、
「通うたびに“今の暮らし”を見つめ直せる歯科医院」でありたいと願っています。
歯を残すためには、患者さんと医療者が同じ方向を見て支え合う“共同作業”が欠かせません。
生活に寄り添うOHI、いま一度見直してみませんか?
>> いとう歯科診療室