Web
予約
TEL
アクセス

Basic Course2025への参加 世界基準の根管治療を目指して⑪ | いとう歯科診療室

  • HOME
  • 院長コラム
  • Basic Course2025への参加 世界基準の根管治療を目指して⑪ | いとう歯科診療室

2026/02/23


2月はマイクロエンドテストが行われました。この週は運良く天気も良く、気温も上がり、無事に博多まで行くことができました。

 

テストといっても、厳しい雰囲気ではなく、和気あいあい行われました。本当にわかりやすい講義、身になる実習でありながら、このような雰囲気で行われるセミナーはめずらしく、松浦先生のお人柄によるものでしょうか。

 

さてテストですが、ある程度の制限時間内に上下大臼歯1本ずつを根管充填まで行い、写真やレントゲン写真を見て、松浦先生を始め、受講生から評価して頂くといったものです。

折角の機会なので、上顎はMB根が途中から3方向に分かれている難しい歯を選択しました。結果はMB根の3方向へ分岐しているそれぞれの根管にシーラーが流れてくれるかと思いましたが、形成した主根管のみ根管充填がなされ、分岐した根管にはシーラーさえも流れ込んでくれませんでした。分岐した根管へ流れ込むこともあれば、流れ込まないこともある。この違いはなんだろう??

松浦先生にもみていただきましたが「これはしょうがない。臨床であれば、経過観察し、病変ができるようであれば歯根端切除へ移行する」と評価頂きました。

 

私なりの分析としては、主根管の形成時のデブリが分岐している根管に詰まったのではないか、ということです。

もちろん、洗浄は十分に行いながら根管形成していますが、分岐した方向にはPatencyできないので詰まるのでしょう。

分岐した方向へシーラーが流れる場合は、運良く分岐の方へデブリが詰まらなかった、根管充填時に分岐の方向へマスターポイント挿入時に圧力が適度にかかった、などの好条件が重なったものではなかろうか。

 

難しい根管をきれいに処置している先生方もいらっしゃいました。皆さんやりますな~。受講生みな、制限時間に課題を終え、合格しました。

 

ファイルが折れる先生方もいましたね、かくいう私も20号のファイルが折れて、リカバリーしたので、時間がかかりました。

 

現在、当院では松浦先生から教わった米国式根管治療を保険でやっているので、大赤字なのです。少しでも赤字を減らすべくメーカーが示している再利用できるギリギリの回数、6回までファイルを滅菌して使用していますが、本当は新品を使い捨てで使用したいし、そうあるべきだと強く思いました。そうすればファイルの破折リスクをずいぶん減らせるのではないかと思います。

 

さて、3月はいよいよセミナー最終回。症例発表を行い、サーティフィケート授与となります。